借りる・どこの店も同じ?

 

 

☑ どこに行っても同じ物件 💧

 

駅前には同じようなノボリをたてたお店が並んでいます。全国どこに行っても同じ店名もありますね。
初めに入ったお店で良い物件を出されなかったら、順番にたどって行く人をよく見かけますが、どこでも同じ物件を紹介されるでしょう。

 

次は良い物件が見つかるかも知れないと期待しているのに、同じことを繰り返されるとうんざりします。
なぜそんなことになるのでしょうか?

 

賃貸物件の大家や管理会社は、複数の店に仲介を依頼しているので、同じエリアにある店は、だいたい同じ情報を共有しているからです。

 
 
nobori
 
上図をごらんください。

 

家主や管理会社が持っている物件に空室が出ると、できるだけ早く入居してもらうために、複数の仲介会社に依頼するのが一般的です。

仲介会社に出すのが同時の場合、家賃や契約条件も同じです。A社〜E社は全く同じ物件を広告し、入居者を募ります。

駅前に並んだ同じようなお店で、同じ物件を出されるのは、元が同じだからです。

 

 

☑ 賃貸取扱店は二通り

 

1⃣ 客付け

 
カフェの写真
全国で見られるフランチャイズ店に多いです。
それぞれ本当の会社名があるのですが、看板の下の方に小さく表示してあります。
わざわざ名前を借りるのは、よく知られたブランド名でお店の安心感を出す目的です。

コンビニエンスストアと同じようなスタイルですね。
店内は明るく、まるでカフェのような雰囲気のところも多くあります。(ちょっとやり過ぎ感あり)

しかし、あくまでも客寄せのためのツールですので、同じフランチャイズをかぶっていても、会社によって仕事の内容は様々です。
このタイプのお店を使うリスクとしては、一番に出会う営業スタッフが、極端な場合、不動産に関してあまり知識のない者かもしれません。

また、営業ノルマを課されていますので、多少強引な勧め方をしてきます。

軽いノリで接客が上手く楽しくなってしまいますので、気を引き締めてくださいね。
全体の割合からすると、このタイプの不動産屋さんは、入居を希望しているお客さんから仲介を依頼されることから、『客付け』と言われるお店が多いようです。

 

 

2⃣ 元付け

 
不動産屋のイラスト
一般的に長年地元で営業しているお店で、主に家主さんが入居者を募るために使うタイプの不動産屋さんです。

本当の会社名を看板に掲げている所が多いのですが、中にはフランチャイズもあり、外見ではわかりにくいです。

お店の雰囲気はだいたい事務的で、仕事ができそうなスタッフが忙しそうに働いている感じを想像していただけると、イメージがつかみやすいのではないでしょうか。

直接管理している物件もあるので、店頭で紹介している物件数は少なくても、信頼できる情報をもらえます。

客付けタイプのお店と違い、スタッフの平均年齢が若すぎず、正しい情報を教えてくれる、という特徴があります。

強引な営業はまずありませんが、接客のしかたには改善点があることが多いです。

もちろん信頼していいのですが、家主側の情報を多く持ちすぎているため、すべてを開示するのは不可能です。
その点では、こちらから質問して確かめる必要があります。押さえておきたいポイントは、水回りや電気ガス等、ライフラインがしっかりしているかどうか、雨漏りや水漏れの有無等です。

このタイプの不動産屋さんは、基本的に家主側から仲介を依頼されるので、『元付』と言われる割合が多いようです。

 

 

 

☑ 具体的に、どうしたらいい?

 

 ⚠ いきなりお店に入る『飛び込み』はおすすめしません。

 

お店側も、急に来たお客さんに対しては、多少緊張感を持ちます。
どういう人物で、何がしたいのか分からないと怖いからです。
(お店に来る人がすべて一般のお部屋探しの人ではないので。)

お部屋の紹介も、探している条件を急に告げられるわけですから、数多い物件資料の中からピッタリのお部屋をすぐに探し当てるのは難しく、スムーズにいかないので、お客さんの方も時間を取られることになりがちです。
ですので、急いでいる場合も、必ず電話かメールをしましょう。
 
お店側に、より良い物件を探すための時間を与えることにもなります。
仲介業者(不動産)には、必ず予約してから行きましょう。
管理会社や家主が分かっている場合も、家主側からの紹介があれば歓迎されます。

仲介会社は契約が取れると信頼が増し、更に多く、良い物件の紹介を依頼されるようになります。
また物件によっては仲介手数料とは別に広告料が入ることもあります。

 

 

フランチャイズのお店を、むやみにハシゴするのは無駄。
インターネットで下調べをしたり、できれば現地を歩き、環境や管理会社等を調べ、チェックしたお部屋が本当に空室かどうか電話で確認し、来店予約をとってから行きましょう。

 

🏵 本文と、写真およびイラストは関係ありません。